2019-12-15

①パリへ

回想になりますが、今週末パリで展示がありました。


前回話したように電車がキャンセルされたので急遽バスで。4時間の旅。
夜遅くにつき、そこからいつも泊めてくれる友人宅までの地下鉄ももちろんない。

「タクシー使ったら。15ユーロくらいだし、早いよ」
 と友人にアドバイスをもらっていたので、早速タクシー探し。っていっても、フランスでタクシーに乗ったことはほんの数回。なんか怖いイメージあるんだけど、偏見かな。個人のものではなくなるべくチェーンのものを乗るといいのでは、とも言われ、必死に探す。

日本みたいに流しのタクシーを拾うことはあまりないような気がします。でも私は一つのタクシーが遠くに走っているのを見つけ、もう早く家に着きたかったのでダメ元で、赤信号で止まったタクシーの窓ガラスをノック。すると黒人の運転手さんが感じ良さそうに「いいよー!」と言ってくれたので乗り込む。

行き先までの時間、だいたいどのくらいの値段がかかりそうか最初に聞く。うん、大丈夫そう。


私は大きな段ボールの筒を持っていた。今回展示する大きなデッサン(150x330cmの巨大な水彩画)が3枚ほど入っていた。それをみた運転手さんは
「それ何?」
と聞くので
「デッサンです」
 というと
「それはいいね〜!」
と。


おじさんは
「実は娘が絵をやっててね。絵はいいよねー彼女は特にキャラクターものが上手い」
と娘自慢をしてくるので、もうタクシー内は本当幸せに包まれていて最高でした。子供の自慢をする親って、いいよね。
おじさん自身も私が日本人だと知ると、いままでこれほどまでに仏語で日本人と話したことがなかったようで、すげー日本のこと聞いてくる。笑
途中からおじさんは私のことをtuで話すし(タメ口のようなもの)、私も疲れてたしそのままtu。これがまた嬉しかった。
ということで走行中話しっぱなしで無事着いた。あぁよかったー


パリのこのお家で、友人らと食べる朝食がなんかとてつもなく好きだ。泊めてくれるお礼に、毎朝私はパンを買いにいく。これ私の仕事😉

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