2023-09-22

ローマ③

Villa Medici ヴィラ・メディチの敷地は8ヘクタールあり、めちゃくちゃ広い。そこらじゅうに石像や作品、泉などがおかれ、めちゃくちゃ静かなところである。
ここではPensionnaire(移住者)といって1年間ここに滞在するアーティストら(絵画、彫刻、建築、金属彫版、宝石細工、作曲、美術史、考古学、文学、演劇、写真、映画、ビデオ、美術品修復、照明、料理など)が15人前後いる。その他にレジデントとして、1〜3ヶ月の短期滞在をするアーティストらが複数いる。ジェレミーは後者。
 
これ、正面入り口。こんなに小さい!敷地は嘘ほど大きいのに!
昼間は仕事をして、この日は夕食を部屋で食べてから外に繰り出した。トレビの泉を見に行こうと、歩いていたら夜遅いのに開いている美術館が。

Istituto Nazionale per la Grafica 国立図形研究所?
最近銅版画やったばっかりだからタイムリー!
この版画の質よ。。。すごい・・・
印刷物だけではなく銅版自体も展示されていてそれも良かった
見物者が終始わたしたちだけだった。
 
 
すぐ隣のトレビの泉へ。
こんなに大きいところだったなんて、知らなかったよー!なんてこったー
ローマ通の友人からおすすめされたジェラート屋が偶然すぐ隣にあったので食べた。ものすごく美味しくて、ジェレミーがなんか一人ぶつぶつ言いながら食べてた。よほど感激したんだね

Il Gelato di San Crispino
Via della Panetteria, 42, 00187 Roma RM
 
ジェラート屋はどこにでもあって悩むのですが、ここは中心路からちょっと外れて隠れている。装飾も派手ではなくこじんまりしており、それも良かった。
私たちがここにたどり着いた時、お店のお兄さんが閉店時間までだいぶあるのにもう閉めようとしていた。でも「いいよー」と言ってジェラート買わせてくれたんだけど、その間
「ごめんね、もう今日は疲れ切ってしまって。。。」
と、最後の力を振り絞って、笑顔もないままなんとかアイスを食べさせてくれました。毎日いろんな国のいろんな人相手にアイスの供給、大変な仕事だよね。。。ありがとう。。
 
そのあとまたブラブラ歩いていると、たまたま
Sant’Ignazio di Loyola a Campo Marzio
聖イグナチオ・デ・ロヨラ教会
にたどり着いた!
突然現れたこの天井画にわたしたち騒然。。。お金をいれると天井の照明がつきます。
 
地球の歩き方より抜粋;
壮大なフレスコ画は、クアドレトゥーラという遠近法による天井画で人間の視覚を利用して惑わすイリュージョニスティックな技法を使っています。この聖イグナチオ・ロヨラ教会では、当初計画されていたドームの完成が資金不足等で中止になり、ポッツォが応急措置として遠近法によるこのだまし絵的なドームを作ったとされています。
 
開いた口が塞がらない。 。
じっくり堪能したあとはまたパンテオンの前を通り、
ナヴォーナ広場(Piazza Navona)へ。
あたりで一杯飲んで、ゆっくり歩いて帰って来た。
ローマの休日で有名なスペイン広場。実はヴィラ・メディチのすぐ横。
聖イグナチオ・デ・ロヨラ教会の天井画が印象的過ぎたのか、夢でもまだ見ていたし、ローマ観光は続いていた。

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