2019-02-11

あーてぃすと とは

ナント美術学校のオープンキャンヴァスで、
高校生を前に自分の経歴や卒業後について話をしました。

この写真、画質が恐ろしく悪いが、
この椅子に座ってマイク使って。卒業生4人。外国人わたし一人。
数日前に学校から連絡があって、「マキコ来てー」って。バイトです。笑
このメカメカした講堂にて。
3分の1くらいが人で埋まっていただろうか。
去年のオープンキャンヴァスでも呼ばれて
人前で経歴を話したけど、やっぱ緊張するー。
しかも歯科矯正器械のせいで、舌足らずな喋り方になって困った(笑)
らりるれろがうまく言えない。


質疑応答はたっくさんの質問を浴びた。
アーティストとしてお金を稼ぐこと。
どうやってキャリアを積んでいくのか。
授業内容の話やら日本とフランスの話、本に関しての話。。。

特にお金に関してのことが多かったけど
…これら、学校で全然習わないんだよね。
だから自分たちの経験で答えるしかない。
もちろん正しい答えなんてない。
曖昧で個人的すぎる回答しかない、でもそれが私たちの回答。
4人全員それなりに「食べるため」の仕事を同時にしていた。




美大進学を考える高校生の親御さんからの質問
「いつからアーティストになろうと思ったか」


まず、「アーティストになる」ってなんだろ?
わたしは「あなたの肩書きはアーティストか」って言われたら、どうだろう。うまく答えられない。

私は単純に自分がしたいことをしている。
絵を描く、本をつくる、立体作品をつくる、展示をする。
そういういわゆる「アーティストの仕事」はわたしにとって
好きな音楽を聴く、文章を書くことと平行線で、自分がしたくてしている。しなきゃいけない!って自分で勝手に感じて、している。


職業がアーティストっていうと、なんかすんごい大それた感じがしてわたしには合わないと思います。でも美術とは一生の付き合いになるなって確信したのは高校生のとき。これだけは覚えている。
有名になろうが、無名のままだろうが、そんなん知ったこっちゃない。でもわたしは一生作り続けるだろうし、それは変わらないという確信がある。


ってそのとき答えたけど、
「へー、だから」って感じだよね。。

でもなるべく嘘はつかずに答えたつもりです。

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