オープニング翌日。
PHAKT に寄って、写真撮って、みんなにバイバイ。
本当は直接トゥーロンに帰ろうと思っていたのだが、私のフランスの母でもあり姉でもあるEが「12日の夜にオペラですごく良さそうなものがある。牧子、チケットとれるでしょう、一緒に見に行こう!」と言われ、ナントに1泊寄ることにした。私はEにいっつもお世話になりっぱなしなので、オペラのチケットがたやすく手に入る私の特権(年間プログラムの全ての絵を描いている身分だし…)をフル活用して、2人で楽しむことになったのだった。
ナントのEの家について荷物をおいて、さっそく出発。
この日は特別に文化的な日だった。
まずは2人で美術館に行った。 16時くらい。
Suzanne Valadonの回顧展。
あのモーリス・ユトリロの母親です。
Eとあーでもないこーでもない(ほぼ笑ってばかりだったが)と言いながらゆっくり見て、そのあと現代アートの常設展も見た。アニッシュカプーア、彼女に言われなかったら気づかずに素通りしていました。
あっという間に夕方になり、今度はZOO Galerieのオープニングへ。18時半くらい。
移転してからもうけっこう経つのに、初めて行った。。。
やっぱナントに長い間住んでただけあって、たくさん知り合いに会いました。
21時に始まるOrlandoを見るため、少し前にオペラ入り。
この絵は自分でも気に入っている。
4人の演奏者と、たった一人のダンサー兼歌い手。
彼のキャパシティと表現力に度肝抜かれた。。。終始ずっとゾクゾク。すごすぎて、なんか最後少し麻痺してた。男性が女性の役を演じたのだが、最後ぜったい観客みんな彼(女)に恋していたと思う。
こんなすごいもの見ちゃったら俄然制作欲湧くじゃん!
去年の春か、プログラム用の絵を描いたとき 私はしっかり映像を見たはずなんだよね。すべての作品はいちおう十分に調べているつもりだから。でも画面で見るのと会場で見るのではこれだけ違うのかって、今回心底思いました。
そのあと友人Lに連れられてみんなでブロコスというところに行き、
なんちゃってDJをして、
思えば1ユーロも払わなかった。美術館はアーティストカード?でタダ、オープニングはもちろん、オペラも招待なので。
ブロコスでのソワレも。色んな人がお酒を持ち寄っていたし。
私はここ最近、お酒の必要性を感じなくなってきており全然進んで飲まない。飲んでも最高1日2杯まで。飲みすぎると翌日に響くので、その翌日を有効的に過ごすためにはお酒は全く必要ないのだ。そもそも味、好きじゃないのだ。すごくいいことのような・悲しいことのような。
翌朝のんびり、パリ経由で電車に乗ってトゥーロンまで帰った。
パリから南下するとき、雪景色を見ました。
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