実は先週の木曜日あたりから、体調が思わしくなかった。そんな私とは裏腹に元気な兄弟。よかった。でも暑さがきついのか、食べる時以外は涼しい下の階の床にべたっと寝ている。
とにかく喉が痛い。咳は出ないけどひたすらに痛い。何かを飲み込む時に激痛が走る。いてもたってもおられず薬局に駆け込み、痛み止めを購入。
シャチョーの家で猫の世話をしている手前、日本のネオマンガ仙人と連絡を取っていたのだけど、何気なしに「喉が痛いです 味覚も嗅覚もあるのでCovidではないと思いますが」と伝えた。
するとすぐにこんな返信が来た。
「大根おろしの上澄み液を飲むと喉にい
冷蔵庫で保管もできます」
なんかよくわからないが横山さんのいうことだから、めっちゃ効きそう。。問題はこの時期に、大根という野菜が近所で見つかるか?
翌朝オーガニックスーパーへ(その日は日曜日だったけど流石パリ。どこも空いている。地方都市ではこうはいかない、よね?)。しかし無かった。愕然と店を出ると帰り道偶然にも市場がやっていた。ダメ元で探してみよう、と思って市場をうろうろしていると、奇跡みたいだけど少ない量だが大根が売ってた。
でも、、、ちっちゃ!
でも買えただけ奇跡。あったの全部買い占めてこれ。そのあと細かく切った大根を蜂蜜につけて、出て来た液も飲む。その日は特に劇的な変化はなかったけど、衝撃だったのが翌朝の起床時。。。
痛みがほとんど消えていた。。。もちろん完治ではないけど、あのひどい痛みが全然感じられない。びっくりした。頭の中では「せんにーーーーーーん!!ありがとーーー!」と叫んでいた。すぐに本人にメールをしたけど返事がこれだった
「それが効いたかは不明ですがとりあえず良かったです!」
そうだろう、俺の言った通りだろう、みたいなこと言う人じゃないのは知ってるけど、ここまで謙虚でいられるのはめちゃくちゃかっこいいな、と思った。やっぱ偉大な作家は、自分の健康管理の仕方を知っているものなのだな。尊敬しかない。
私は数ヶ月ごとにこんな感じで体調不良がやってくる。自分はけっこう頑丈な健康体だと思ってたけど、幻想だったかも。それか普段突っ走りすぎなのかもな。でもそれはなかなか抑えようと思って抑えられないから難しい。
喉が治ったと思ったら今度は胃腸炎みたいな症状が出て休んでいたけど(主に頭痛と吐き気)、1年前胃腸炎になったときはコーラを飲んで治したのを思い出し、ふらふらになりながら家の向かいにあるスーパーに行ってコーラを買った。(これも、もしナントに住んでたらもっと歩かなきゃコーラ買えなかった)薬局も歩いて30秒。かなり便利でありがたかった。家に帰ってそれらを飲んで横になると、数時間でだいぶ楽になった。コーラと薬の効果はすごい。
今は食欲もだいぶ湧いて来て、頭もしっかしている。けど万全じゃ無いからまだベッドに寝て本を読んでいる。
この間、こんな私を誘ってくれた友人らに体調不良で断った。すると彼らから「牧子体調どう?」とメールが来た。ありがたいよね〜 彼らによってシャチョーの耳にも私の体調不良情報が届き、電話がきた。色々現状報告をしたら、びっくりなことにシャチョーも喉の痛みに苦しんでおり、子供らも同じような症状を訴えていた。私はすぐさま横山式大根治癒法を教えたら「今から大根買いに行くわ!」と言っていた。効くよマジで。そのあと「蜂蜜大根」というのが昔から知られる風邪薬だとインターネットで知った。しかし仙人はインターネットなどやらないので、昔から重宝している・どこかで得た知識なのだろう。
シャチョーと奥さんは子どもらが苦しむのを見て不安になり、COVIDのテストを受けさせたそうだ。結果全員陰性。きっと暑さや環境の変化や、年末の疲れじゃないか、と2人でそんな結論に至った。暑さは明日からおさまるらしいが、しかし本当に暑い。こんな灼熱の夏はしばらく体験していないから、きっと体がびっくりしたんだろう。
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