お弁当

息子は翌日、無事に南仏へと旅立った。嫌がられるかなーと思いつつ、お弁当を作った。お節介おばさんだったかもしれない。もし断られれば自分で食べればいいと思ったし。

ところが予想に反してかなり喜んでくれた。高校生ってそんなに素直だったっけ？

そもそも私こういうことするの好きなんですな（いつもじゃないけど）。しかしヴィーガン弁当を作るのは人生で初めてだった。菜食だけならけっこう簡単だけど、卵と乳製品もダメとなると一気にハードルあがる。でもBIOスーパーに行けばけっこうヒントがいっぱい。

これとか。海藻ベースのパンに塗るやつ。

あと今回は入れなかったけど、大豆ミートとかも売ってる。けっこうバリエーションがあって、視野が広がります。だしも昆布だしとか野菜だしを使えばいいことだし。でも無理にヴィーガンにならなきゃって言ってるわけじゃなくて、そう言う人もいるから偏見をもたずにまずは相手の話ききませんか、ってこと。日本ではベジタリアンやヴィーガンに対しての理解がだーーーいぶ遅れているように思う。世界はもっともっと進んでいる。

数時間後、息子が無事南仏について両親と合流したのか、シャチョーから「親切に、息子にBentô作ってくれてありがとう！」と連絡が来た。顔がニマニマしてしまった🤗

中高とずっと母がお弁当を作ってくれていたが、ホカホカ出来立てのお弁当を毎朝カバンに入れる時の嬉しさがずっと忘れられませーん（母はいっとき毎朝５人分のお弁当を作っていたが、それも超人的なすごさだ）