2020-08-22

ギュスターヴ・モロー

ギュスターヴ・モロー美術館に行って来た。

ここはきっと、私がパリで1番か2番に好きな場所である。 

美術館自体はとても小さいし、今はアトリエも閉鎖されているので展示室2部屋しか公開されていない。しかし作品が所狭しと飾ってある様子や、作品の質・迫力、そして何と言ってもパリなのに突然田舎にやってきたような自然に囲まれた静けさを、モローの絵を見ながら感じられるところが好きだ。赤い壁も中央の階段も本当に素敵だ。
絵を職業にしている人だったら、絶対に気にいる場所だと思う。


窓が開いてて自然光が入っているけど、作品は大丈夫なのかな…と心配にならないことはない。

全てが圧巻。

階段を登ったところ。



モローの作品といえば、未完成のように見える部分が多々あることで有名だけど、こういうラフなタッチのところこそ好きかも知れん。この時代にこの状態で作品を発表したなんて、すごく批判が多かったろうに。
作品自体も大きくて立派。こんな風に固定されているんだね。

ルーヴルとかオルセーもいいけど、作品数が多いのでだんだん集中できなくなってくる。足も疲れてくる。

でもこれくらいの規模だったら疲れもなくかなり集中して見れる。たくさんあることで良いこともたくさんあるけど、少ししかないからこそ良いこともあるね。

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