この猫兄弟、絶対膝の上に乗ってくれない。
でも少しずつ私を受け入れてくれたのか、私が部屋を移動するたびついてくる。かわゆい。
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気づかぬうちに、自分はパリに住む友人が意外といたんだなと思った。某友人から前触れもなく「うちに来なよー」と連絡を受けたことで、それに改めて気づいたのだった。
この前シャチョーと話していて
「牧子はなんでナントに住んでんの?なんでパリに越してこないの?独り身だし、自由に動ける身じゃないの。アーティストとしてもっとキャリアを積むには都会に来た方がいいのでは?ナントで出来ることはもう全部やっちゃったんじゃない?」とハッキリ言われてしまった。
そのとき心の奥底でギクリとした。そうかもしれない。。ナントに住んでいても、車を走らせて自然を堪能するでもなければ、確固とした理由があって地方都市に住んでいるわけでもない。強いて言えば友達が多くいて、そして何より安い、からだろうか。ナントのアトリエはお世辞にも広いとはいえない。パリで大きなアトリエを所有している友人アーティストはけっこういるのだ。(しかしそれを誰もが得られるとは限らない)
私は今まで金沢とナント(と少しだけレンヌ)にしか住んだことがない、自称・地方都市の女である。だからなんとなく自分は地方にいた方が合うんじゃないかなーと思っていた。実際居心地はいいし、なんの不自由もない。面白い展示をみる機会が少し少ないだけで、満足している。
私は特にパリが好きなわけではないけど、やっぱり都会には面白い人がたくさん集まるし、出会いは色々あるのは確かだ。
ま、そんなことを猫に囲まれながら考えていましたが、もちろんそんな簡単に引っ越し出来るわけでもなく。まだまだしばらくナントにいると思うけど。しかし何かしらのご縁があれば今後もしかして都会に引っ越すことがあるかも、ないかも。
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