2010-05-05

Retransmission3


明日から"Retransmisson3"という展示が始まります。
Retransmission2はこちら。)
今回展示場所はナント市!ということで
私は街中のお店の人にお願いして一緒に写真を撮り
店内に飾ってもらうということをしました。

その写真は全部「20年前」の写真。
つまり私は歴史を創った、ということです。

縁もゆかりもないこの土地で強制的に歴史を作るというもの。

何件かお店を訪ねて、お店の人たちと仲の良さそうな写真を一緒に撮り、何年も昔古市牧子という女の子があたかも存在したような「歴史」をお店に植え付けました。
展覧会中店内にごく自然に展示させてもらいます。

他からやって来た人が、地域に根付いた輪にいきなり入るっていうのはなかなか難しい。ホーム/アウェイ論みたいなモヤモヤもじもじを吹き飛ばして、無理矢理 輪に飛び込んでしまえっと思いました。
でも写真1枚によって歴史を創造するって一体どんな効果があるのか、もしかしてそこから本当に歴史が始まるかも知れないし、それ自体は意味をもたなくても人に歴史を思い出させるかもしれない。
私は一つこうしてアクションを起こしたから、
これからどんな反応が返ってくるのか待ちます。

時間を行き来して
人とも交流できて
未来にも繋がっていく。

ニヤリな要素、満載と思います。

すでにここで書いたか忘れちゃったけど、
「にやり」は
常に大事にしてる私の制作テーマです。

4 commentaires:

shunzo a dit…

おもろい

Makiko Furuichi a dit…

あらっなんて嬉しいこと言ってくれるの!
ありがとう〜!

本当は、通りのお店全部にそれぞれ写真飾りたかったんだ。それはそれは面白いだろうに。

mlle_kyon a dit…

わたしもこの作品大好き!なんだか意表を突かれた感じだよ。おもしろいね!!!

これからのアートはこうでなきゃいけないって思ったわよ。

Makiko Furuichi a dit…

あららっkyokoちゃんもありがとう!すごく嬉しいです!

個人的にもう少しこのシリーズ増やしてみようかな。
それにしても反応をいただけると嬉しいね◎

 
コルテオ 太陽光発電