2023-02-25

カラオケ誕生日会

 最後の焼き。これにてシテでの制作終了!今荷物まとめています。
 
ニコラスの彼女リムが部屋に来た。
正直一体彼女とどんな話をしたらいいのだろうか、と思った。
彼女はドイツに住んでいる韓国人で流暢な英語を話す。目の奥を見る、全然逸らさないたくましい態度。背が高くてすらっとしてて、めちゃくちゃかっこいい。そうとう精神的に参っているだろうに、そんなの微塵も見せない。すごい。
私はニコラスの思い出話などを話す。伝わることには伝わるが、私の英語力が全然足りずなかなか思うように話せない。歯がゆい。
 
そもそも彼女はなぜ私と話がしたいんだろうと疑問に思っていた。すると会話の途中で彼女は私の絵を見ながら
「ニコラスは牧子のことをよく話していた。何十年も前から知っている友達のように。そして牧子の制作に対する姿勢や今の活動をものすごく評価していたよ」と。
 
ニコラスが私のことをリムに話していたなんてびっくり。嬉しくて嬉しくて目頭が熱くなる。泣きそうになるけど堪える。それを察知したリムはころっと調子を変えて「ニコラスとの、何か面白いエピソード教えて!」と言った。
私とニコラスは会うと結構アートの話とかをしていたので面白いエピソードなんて全然ない!それでも頑張って色々思い出そうとしながら
「アートとかの話しかしてなかったかも・・・」というと
「牧子、真面目すぎなんだよ!」と彼女につっこまれた。


最後バイバイして彼女とハグをしたら、やっぱり最後の最後に泣けちゃって、彼女の肩でワンワン泣いてしまった。すると彼女は一滴の涙も見せず私の背中をさすり、最後には私の方や背中をバシバシ叩いて「まきこ、頑張れ!」と言ってくれたのだった。
 
彼女の方が数億倍辛いはずなのに、
私はなんてこった  弱すぎ
 
 



2月24日はニコラスの誕生日だった。
前日の23日。私はポートフォリオナイトに参加した。みんなの前で自分の作品のプレゼンをするのだけど、人生で初めて英語でプレゼン。またジェレミーと練習をして、なんとか下手ながらにやれることはやった。たくさん話をしなくても、色々今まで作って来た作品があるから大丈夫と思って、作品たちに助けてもらった。
 
こちらは私の次にプレゼンしたポール。
その次のユーディット。


そのあと、ニコラスの誕生日会をした。
彼の大好きだった、カ・ラ・オ・ケ!

ニコラスの近しい人たちがみんな集まって、しかもリムのお母さんや弟(兄?)とその彼女も来てくれて、歌って踊って飲んで、ほんっっっっっっとーーーーーに楽しかった!!!!シテの仲間たちもリム本人もそのご家族もみんな歌が上手くてびっくりー!深夜0時にニコラスのアトリエ向けてシャンパンを放つ。窓はびしょびしょ!笑

私は朝の2時ごろ帰ったけど、元気な人たちは朝4時半まで歌い続けてたそう。 
 
 
 
絶対ニコラス喜んでたと思う。絶対! 
 
幸せな時間だったね。
みんなとこんな笑えてよかった、ニコラスありがとう。

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