2024-03-01

TOP公開稽古

 もう春の陽気です。朝晩は少し冷えるけど、昼間は気温が16度くらいまであがる。最高!
 
(全然関係ないけど、レティシアの犬。この犬が私は大好きで、機会があれば是非週末でも預かりたいと思って(企んで)いる。)
 
 
先日レジーヌ・ショピノ Régine Chopinotの作品「TOP」の公開リハーサルがLe Port des Créateursで行われた。世界的に著名な振付家のレジーヌはトゥーロンに住んでいて、私の良き理解者でもある。(2021年8月に彼女に会った時の記事)
 
 
↓メンバーのジュリアン。ダンサーだけど、基本は写真家のアシスタント。他にも色々色んなわらじを履いている。
今回は公開リハーサルといってもメンバーが全員いないから公開稽古という感じ。わたしは一度このTOPという作品を見たことがあって、それはここにも書いた。
2021年9月のこと。もう2年半前!! 
 
そのときパリの劇場MC93でダンサーに紛れて自分もウォーミングアップに参加したりした。なので今回メンバーに再会したときすごく懐かしくて嬉しかったなぁー
マルセイユに住んでいるナオちゃん(石和田尚子さん)にも久しぶりに会えた。めっちゃ嬉しい!!!彼女のまっすぐな美しさが、今宵はますます刺さった。みんな彼女の虜だった。
見えないけど、会場には60人超の人が見に来て、終始暖かい空気に包まれた。。。
 
途中途中、レジーヌがメンバーに「なんか喋ってみ」と促した。それぞれのダンサーが彼ららしい言葉で自己紹介をしたり、どんなことを考えて踊っているかとかを話してくれた。普段は聞けない彼らの声を聞いて、彼らの120パーセントのダンスを見て、音を聞いて、私は感動して泣きそうになってしまった。なんでこんなに感動的な空気になるのかはよく分からなかったが、それはおそらくレジーヌの持つ神がかった人を惹きつける空気・ダンサーたちの渾身の表現力がみんなをこういう境地に連れて行ったのであろう。 

最後、家族みたいだなぁと思った。
 
 
 
公開稽古が終わって人々は去り、レジーヌとメンバーのジュリアン、彼のご両親、ドラマーのヴァンソン、 Le Port des Créateursのユゴと私でご飯を食べに行った。
 
めちゃくちゃ楽しかった。
 
みんなが人を想う気持ちというか、人を労わる・愛する気持ちというのをモロに感じたソワレだった。レジーヌの作品はダンスという枠を超えて、「人間」を感じる。 

うまく言葉に出来ないんだけど、レジーヌが私の人生に与えている影響というのは計り知れない。毎回形を変えて私の脳みそを刺激してくる。

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