2010-01-14

見た事をそのまま

先日、パリからナントへ帰る
電車の中で見たある出来事を綴ります。

(同居人と私。足長—い!)

さて、
私の席は○号車の真ん中あたりでした。
出発まで10分。
荷物を戸棚へ入れて、一段落。
電車遅れたりしないかしらと思っている、
そのとき。

私の前におばあさんが座っていました。
身なりの整った、綺麗な方。
大体80歳くらいでしょうか。
ふと向こうから、ある青年が通路を歩いてきました。
おばあさんの横、通路を挟んで向かいに荷物を置くスペースがありました。
その青年が何やらおばあさんに声をかけ、
自分の荷物をそのスペースに丁寧に置く。

何でもない、日常。

急に彼は
おばあさんより自分が低くなるくらい
しゃがみこみ、何やらボソボソおばあさんに話しだす。

ん、明らかになんか変な感じ。
おばあさんは うんうんうなずいて微笑む。

次の瞬間。
その青年は何か落としたのか、
さっきより更にしゃがみこんで荷物の下をのぞく。
そしてヒョイッッと、
一瞬のうちに
荷物と荷物の間に体ごと消えてしまった。

何秒待っても出てこない。


ははーん


その現場を見たのは私とおばあさんの横に座ってたおばさん。
突然の出来事に
私とおばさんは顔を見合わせる。


1時間半後、電車が△駅に着くなり彼は姿をみせた。
まるでモグラが地上に出て来たかのように、
んーと腕を宙にのばして気持ち良さそうだった。



突然のことでびっくりしたけど、
本当、何事もなくフツーに時間が過ぎて行った。


私は見たことを、そのまま書きました。

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