2020-07-20

物のご縁

ドラゴンボール、12年前からまだ1個しか集めれてない。
シェンロンに会いたい。

新しいベッド一式(マットレス+ベッドフレーム+ソミエ(って何て日本語でいうのか分からないが))を買おうと、ずっと前から色んなお店をリサーチしていた。

ナントのアパートには、友人から譲り受けた超質の良い(らしい)マットレスがある。しかしコイツがやたらとでかい。幅が160センチもあって、自分一人用にはさすがに不必要だ。だからこの際幅140センチもしくはそれ以下のサイズでベッド一式を丸々新調しようと考えていた。



入念なリサーチの末、買うお店を決めて気になる商品もチェックした上で2回来店し、遂に今朝商品の予約をしに向かった。
対応した店員さんは感じが悪いわけではないのだが、なんか愛嬌がない。こちらがちょっとした茶々を入れても、彼は全然乗ってこない。そして壮絶に滑舌が悪く早口で、理解に苦しむ感じであった。
わたしの希望していた商品は店舗になく、予約してもいつ手に入るか分からん、ということであった。ので、お兄さんオススメの少し値段が高いけど人気商品を買うことにした。

商品の配達には数十ユーロかかることや、保証も50ユーロかかる。そんなことはサイトに書いてなかったけどなーと思ったけど、ベッド購入の件をいち早く終わらせたかったので何も言わず、予約を済ませた。予定より100ユーロ近くオーバーすることになる。レジで支払うので、この時はまだ予約だけ。


お店のメンバーズカードに登録すると、無料で小型トラックが借りられるらしい。郵送費が浮くから登録することにした。カウンターで私の対応をしてくれたのは、ギャルであった。マスクを顎下にずらし、見事なまでにやる気がなく、ひたすらダルい感じだった。後ろでBGMとして音楽が流れているが、音量がでか過ぎて声があんまり聞き取れない。


店員「では、身分証明書とRIB(銀行取引証明)を見せてください」

というので

私「え、今RIB持ってませんけど。」
(そもそもなんでソレが必要なのだろうか)


店員「RIB持ってないんですか?ハァ・・・(ため息)RIBが無いとカード作れませんよ。(間をおいて)…そもそも、マダム、あなた固定の仕事に就いていますか?」

この下り、想像していただきたいのだが、めちゃくちゃ私を見下した感じで言ってくる。あからさまに感じ悪くて、一気に気分が悪くなった。


私「いいえ、フリーランスです。仕事は数ヶ月前にやめたので。っていうかこの商品は一括で払おうと思っているので、分割払いは希望してないですけど」


店員「…じゃあなんでカード作るんですか?」


私「あなたの同僚に無料で小型トラックを借りるにはカードを作らないといけないと言われたからですよ。じゃあもうカードはいいです、商品の配達料はいくらですか」


店員「えーっと、、、配達料は・・・私はわかりません。あの同僚にもう一度聞きに行ってください」



この時点で、
(あんた、ないわーーーーーー!!!!!)




と叫びたいくらいイライラしてた私は、
「あ、もう、いいです(ニッコリ)。
ベッドも買いません。さようなら」


と行って店を出た。
あんた、まじ、ないわ!
わたしの時間を返してくれ!って思った。







この感じの悪い店員のせいで、家に戻った後ひたすらモヤモヤしていた。なんであんな対応されなきゃいけないんだろ。わたし何したんだろ。
でも最初っから、どこか心の底で「?」が残っていた買い物だったので、結局買わないで済んで良かったのかもしれない。

今後一生このお店で買い物しないだろうな。



しかしこの後ちょっとびっくりしたことがあって、

モヤモヤが残ったまま、何かせずにはいられず
ふとフランス版メルカリ?のようなサイトをふと見た。やっぱりベッドは買いたいのだ。すると最高にわたしの希望するような完璧なベッドが売りに出されていた。投稿されたのはその1時間前。サイズも値段もデザインもバッチリ。そしてわたしの車に入るし簡単に持って帰ってこれる。

驚きすぎて、パソコンの前で 一回深呼吸した。
こんなことがあるから、本当世の中は不思議。
ちょっと震えたぜ
  

すぐさま連絡をすると、相手の方から丁寧で明確な返事が来た。そして後日取りに行くことになった。全てがスムーズに進む。感じのいい人で、それだけでじ〜んと来た。
不思議な物のご縁も、あるね。
早くこの素敵なベッドに会いたい!


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