2009-09-26

米、そして米ならぬ出会い

絵を描く材料を探しに、バスに乗って遠くの大型スーパーへ行く。
本当にでかい…今フランスのどの都市にもあるのかな?carrefourというとにかくやたらでかいショッピングセンターがナントにもあります。


そのあとまた同居人に会いにいき、家族からの荷物を確認!久々に出会った私の所持品たち…お〜、懐かしいお家の香り!!油絵の具の臭いもお久しぶり。なんだか嬉しくなる♪家族の皆さん忙しい中送ってくれてありがとう!いくらか隠れた食品達も発見しました!

そのあと同居人と一緒にRice Cooker(炊飯器:フランスでは皆 “ライスコッカー”と呼ぶ)を買いに行く!一人で買うと高いけど、二人だと半分で済むしいいね。近くにある品揃え豊富な中国食品店を教えてもらう。炊飯器はいろんな大きさがあって、19euroから140eurosのものまで。私たちは10人分の米が炊けるという35eurosの炊飯器を買う。彼は人をよく呼ぶそうな。
ニースのユースで知り合った日本人の料理人さんが「米を炊くにはそこの厚い鍋か、土鍋がいいよ!!それで問題なし!」と教えてくれたから最初は鍋で炊こうと思っていたんだけど、鍋も鍋で高くて、それならいっそ同居人に相談して…と考えを少しチェンジしたのでした。


家には小鳥もいるよ。
そういえば彼、今日は水槽を部屋に取り付けてたなぁ…魚もやってくるのね。動物好きなんだね…。



そのあとこちらで一番仲良くしてる&お世話になってるPに誘いを受け、あるギャラリーのオープニングパーティへ。一夜限りの映像作品の展示。テキストもプリントもなく、情報はこのチラシのみ。

日本人の作品も最後にあって印象深い。サッカーボールくらいのあめ玉を、二人で一生懸命舐め続けるというもの。いやらしいというよりも、愛らしいという感じ。面白かったです。
他にもいくらか面白いのもあったけど、そもそも色んな作家の1分のショートムービーを集めたもので、がっつり作り込んでいるのは無かったような。ドローイングのようなものばかりだったと思います。


会場にはナント美術学校の先生も居たよ。
本当に偶然、ギャラリーに来る前、私は日本から届いた荷物に入っていた本 « Né à NANTES comme tout le monde »(というナント出身作家をまとめたもの)をリュックサックに入れて持ってきた訳ですが、何と話の輪の中に居たその先生が、その本を作ったそうな。私は1年前にナントへ来た時その本を購入し、今回またナントへ送ったのです。それを作った人がこの目の前のおじさんだったとは…なんたる驚き!!


冗談交じりで「サイン下さい!」というと、喜んでこんなことを書いてくれたのです!!
(私約です。)


Dans les vapeurs de l’allée des brunes, en plein d’automne

もやの道 ほろ酔いに見る 秋空 いっぱいの太陽かな
ピエール

オープニングパーティではお酒が出て皆少し酔っている。気分も上々!そして皆ドアの外でモクモク煙草を吸う…そんな中、空を仰げば青い空、太陽ー

あまりに彼がさらりと書くもんだから、ただ名前を書いてくれたのかと思ったけど、あの瞬間こんなこと考えてたのか〜と一人驚く。本当に素敵な金髪ロングヘアーのおじさま。歳はけっこう上だけど、頭がめちゃめちゃ柔らかくてsympaなかっこいいおじさま…こういう人に出会う度にナントが、フランスが好きになっていきます。今日も幸せでした。

絶対また会いに行こう…うふふ

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