2019-07-27

カナダ回想・みんなでプーチン

Axenéo7で働く人々は、バラバラに昼食をとる。


ちなみに
ケベックでは昼食のことをdiner(ディネ)という。夕食はsouper(スペ)だ。

フランスの仏語で昼食はdejeuner(デジュネ)、dinerは夕食。
だからディネと聞くと真っ先に私は夕食を思い浮かべていたのだが、ここ2ヶ月でディネは私の中で昼食になった。


話は戻り、
少しでもみんなと仲良くなりたかった私は、結局毎昼、Daïmônの二人とご飯を食べていたのだけど、一度もAxenéo7とDaïmônの人々が一緒にご飯を食べているのを見たことがない。仲が悪いわけでもないのに何でだろう。と思って、マルティヌに聞いてみた。


私「なんで?」
マルティヌ「さぁ。でも以前、週一で一緒にご飯食べようって決めたんだけどね。そういえば続かなかった」
私「ふーん」



食事を共にするって、人が仲良くなる上でけっこう大事だと思っている私は、みんなで一緒にご飯食べれたらいいのになってふんわり思ってた。
でもここ Axenéo7で働いている若者は、みんな仕事を2〜3個掛け持ちをしているので、とても忙しいのだ。だからパソコンの前で仕事しながら栄養ドリンクを飲んだり、食べなかったり、サササーと5分で食べて仕事に戻ったりしている。そりゃみんなでご飯食べられないわ。でも忙しいんだからしょうがない。でも忙しい割にめっちゃ世間話しているし、冗談もたくさん言い合うし、ご飯を食べる時間がないわけではない。



で、ある日突然
近くにプーチンの屋台が来ていた。
それを見つけた私は(なぜだか分からんが)すごく興奮して(笑)、
みんなに「誰かプーチン食べたい人いないー?食べよーよー!!!ぷーちーーん!!」と朝一で聞きまくってしまった。そしたら結局みんなすごく乗ってきて、あっという間にほぼ全員集合した。ミラクル!展示の設営中だったこともあり、人が多い時期だった。

プーチンパワーすげー


リビングで。もぐもぐ
しかもこのプーチン当たりだった。うまー!
マルティヌが
「やっとみんなでご飯食べれたね。牧子のおかげだわ。ありがとう」

って優しい一言を言ってくれた。
こういう気の利いたことを言ってくれるのが彼女。私は顔が真っ赤になった。(みんなを引き寄せたのはプーチン。プーチンパワーのお陰なのに…)


別にそのためにみんなに声をかけたわけじゃなかったのだが(私はただ単にプーチンを食べたかったのだけど)、結果オーライ。とは思いつつ、実は超が100くらいつくほど嬉しかったのだった。


本当、相変わらず、ウザいアラサーやってます。
たかが昼食くらいでね。
でもすごく楽しかったし、美味しかったー。

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