2019-06-17

日々のランチ

私が派遣されているAxenéo7の皆んなは年齢層がとても若く、そしてお昼ご飯はテキトーに各自食べたり食べなかったりする。食べてもパソコンの前で仕事しながら、もぐもぐしていたりする。
でもその横にオフィスを構えるDAïMÔN(ダイモン)の人たち(といっても2人だけなんだけど)は、ちゃんと時間を設けて一緒にご飯を食べている。マイケルとマルティヌ。私より一回り、ふた回りも上だ。

私はなぜかいつからか自然と、このDAïMÔNずの2人と毎日お昼ご飯を共にすることになった。


お昼ご飯だけではなくて、毎朝「やっほー元気ー?」と、2人に会いに行く。何故かって多分、単純に私が2人をとっても好きだからだ。



私にコーヒーを入れてくれるマルティヌ。彼女は私に毎日「面白くてためにならないケベック語」を教えてくれる。笑
彼女に教えてもらったケベック語は、バーですごく大活躍する。笑
彼女は自由奔放で、賢くて、ワイルドで、少しだけ不器用な女性だ。もともと音を扱うアーティストなのだけど、今はここでディレクターをしている。彼女には同性のパートナーがいる。
彼女と話していると、ナントのノイズミュージックをやってる友人たちを思い出す。あの、ピュアで何のプライドも無い、まっすぐな感じ。でも不器用なところ。


もう1人はマイケル。
マルティヌに言わせると、マイケルは「ケベック人」ではなく「カナダ人」。笑
英語が母国語で、つい最近知ったけどフランス語は「学んだ」らしい。なのにネイティヴみたいにすごいペラペラでびっくりした。彼とはなるべく英語で話すようにしているけど、ついつい分からなくなって仏語で返してしまう。あちゃー

ちなみについついフランス語仕様で彼を「ミカエル」と呼ぶと、みんなからめっちゃ笑われる。そう、彼の名前はマイケル(しかもガッツリちゃんと英語発音でいわゆる「マイコー」)であって、ミカエルではない。(フランスではMichaelをミカエルと発音する)

3人でゆるーくダベリながらお昼ご飯を食べる時間が本当大好き👼
私は4人兄弟の末っ子として生まれ育ったためか、やはり自分より年上の人々に囲まれていると心地よいのだろうか。大人サイコー(大人にもよるけど)
そしてマルティヌはいつも「牧子が一緒に昼ごはん食べに来てくれて、嬉しい」と一言いってくれる。



ある日のこと。
自分用におにぎりを作ってDAïMÔNずの元へ。
私の泊まっているアトリエ兼アパートとDAïMÔNのオフィスは建物の両極端に位置している。おにぎりを片手に廊下をノソノソ歩いていると、みんなに「なにそれーーうまそーーー」という言葉を掛けられる。あまりに褒められるので嬉しくなってしまった私。

翌日、時間もお米も梅干しもキムチもツナも海苔もあったので、みんなに作ってあげたよ。
ギリギリ足りてよかった。この日はなぜか人が多くて、少し焦った。



また別のとある日
オムライスを作ってダイモンずの元に行ったら、また「なにそれーーーー!うまそーーー」と言われ、翌日2人に作ってあげた。
「作って作って」と言われたから作ってあげただけなのに、まさか本当に作ってもらえるなんて思ってなかったみたいで、2人とも超驚いてて、超感激してた。。逆にこっちがビックりだわ!

たかがオムライス、されどオムライス。。
こんなB級グルメで喜んでもらえるなんて…日本にはもっと美味しいものがあるんだよ。。


毎回何でこんなことやってしまうんだろうって思うけど、やっぱみんなが嬉しそうだと、私が本当に嬉しいのだよね。こんな簡単なことで喜んでもらったら、やっぱまたやっちゃうよね。笑


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