2020-03-17

国境封鎖、自宅待機

昨夜マクロン大統領の会見でこんなことが言われた。

17日正午から,少なくとも15日間,仏国内(本土及び海外領土)において,外出を大きく制限。野外における集会,友人や親族との会合は禁止。1メートルの距離を守り接触を避けた形での買い物,通院,テレワークが困難な場合の通勤,若干の運動といった必要な外出のみを許容。規則に反した者は罰則を受ける。

EU共通の決定により,明17日正午から,EU及びシェンゲン圏への入境を閉鎖。EU域外の国とEU域内の国の間の移動を30日間停止。現在EU圏外にいるフランス人の帰国は可能。



これでジョンは1ヶ月ほどここに滞在しなければならない。それは数日前から話していたのでなんとなく予測はしていたのだけど、やっぱり実際に決定がなされると、なんかすごい不安になる。


(ほとんど在フランス大使館のメールのコピペですが)
家でテレワークができずに出勤が必要な人、許可された近場の商店での必需品の買い物、医療関係業務のための移動、子供の保育又は脆弱な人の支援のための移動は証明書を持って移動することができる。

10万人の警察と国家憲兵隊が動員され,フランス全土に検問が設置される。政府のサイトでダウンロードが可能になる証明書のフォーマットには,移動の性質,行き先,理由を記載する。併せて,職場を証明する文書(carte professionnel, certificate de leur employeur)の提示が求められる。




罰金は38ユーロ!で最大135ユーロまで引き上げられるかも。


移動制限措置が始まる正午までに、もう一回やっぱり買い物行っとこうと思って、翌朝7時半にスーパーに行く。
ところが「お客様をより万全な状態で受け入れるため、開店時間は8時からとなります」と張り紙が。写真には入りきらなかったのですが私を含め十数人が開店を待つ。
そのまま立ってるのもなんなので、20分ほど外を歩く。
ひんやりして澄んだ空気がめっちゃ気持ちよかった。
昨夜からの不安であまり寝られず、頭痛もあったのでリフレッシュタイム。この時間がすごくよかった…
8時にスーパーに戻り買い物を試みるも、ほとんどない!
かろうじてトイレットペーパーとキッチンペーパー、パンとかツナ缶とかはゲットしたけど、ほかは本当にガラガラの棚。ビールだけめっちゃあったのは見た。私とジョンはラム酒を少し嗜んでいるのでラム酒を買ったけど、朝の8時にラム酒を買ったのは人生でこれが初めてだったしこれが最後になるだろう。


スーパーには野菜が驚くほど無かったが、その近くでたまたま市場がやっていて、ガッツポーズ!すると列をなす人々の感覚が、ちゃんと1メートルくらいになってて素晴らしかった。。
杖をついたおばあちゃんが「あなた最後列?」と話しかけてきたので、「そうですよ、でも、どうぞお先に並んでください」と譲ると、「えぇいいのー!」とニッコニコ!嬉しそうだった。
すると彼女が「私89歳なのよぉ」と言いながら投げキッスをくれた笑(ほっぺにチューのビズ挨拶は禁止されているので)

その後もそのおばあちゃんはみんなに順番を譲ってもらい、結局最前列に。みんなに何度もメルシーと言いながら帰って行った。太陽がめっちゃあったかくて、いい瞬間だった。



そのあとアトリエに、自分のものを取りに行く。
ジョンが私の作品を使って遊んでいた笑

自宅待機、始まります。


現場からは以上です。

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